SocialFXのiPhoneアプリをリリースしました

SocialFXについては、以下のエントリーが詳しいです。

約1ヶ月で+80%の利益を上げたFXの取引手法について - dsaki


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https://itunes.apple.com/jp/app/socialfx/id807095517?mt=8&at=10l8JW&ct=hatenablog

今回作ったiPhoneアプリで実装された大きな機能は新規,決済約定時のプッシュ通知です。 注文約定時にSocialFXサーバーからParseのプッシュ通知APIを叩き、端末に通知が届くようになっています。以下、いろいろなプッシュ通知のBaaSです。

Parse

Parseはちょっと前にfacebookに買収されたBaaSです。

https://parse.com/

プッシュだけではなく、ユーザの行動解析やストレージとしても使えます。値段はプッシュの場合100万push/月まで無料で、有料版は199$/月と多少割高です。

fello

日本製のfelloなどは無料で使えます。

https://fello.net/

しかし、ここはプッシュを送る手段がWebの管理画面からのみだったので断念しました。

Amazon SNS

http://aws.amazon.com/jp/sns/

AWSでプッシュ通知を送れるのがSimpleNotificationService(SNS)です。100万push/月までは無料でそれ以降は100万pushあたり1ドルなので激安です。人がもし増えたらこっちに乗り換えるかも。

多分他にもプッシュをサポートしているサービスは大量にあると思うのですが、ちゃんと調べていません。おすすめがあれば教えてもらえると助かります。

iPhoneアプリ公開したので

そろそろ、ねとらぼあたりに言えば記事として取り上げてくれる可能性出てきたと思うのですが、どうでしょうか。

2014年1月1日時点でのdsakiのポートフォリオ

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(※信用買い含む)

個人的にスマートフォンアプリ市場はまだまだ拡大の余地があると思っているので、私の投資先はすべてスマホアプリを作っている会社です。

その中でも特に、ネイティブアプリをガチで作っている会社。 私のスタイルとして、日々リリースされる多くの基本無料型ゲームを実際に触ってみて、自分が本当に面白い(流行る)と感じたゲームなら本気でお金を使い、そしてその会社の株も同時に購入します。

去年、コロプラから「魔法使いと黒猫のウィズ」がリリースされた時は、配信間もない頃から数万円をぶっこみ、株式市場でも信用取引ですごい額をぶっこみました。

今年もこのセクターでは様々な会社の栄枯盛衰が見られること間違いないので、投資をしない人も株価をチェックするだけで楽しめるかもしれません。

では以下、私の保有している銘柄それぞれの希望(笑)です。

3668 - コロプラ

去年の株価上昇率ではこのセクターの中で最大だったのではないでしょうか。黒猫、野球、三国志と立て続けにヒットを飛ばしている今一番イケイケな会社です。 時価総額で見ればもう既に割高水準なのですが、成長企業なのでPERとかそういった指標は関係ありません。確実に面白い作品を生み出してくれるコロプラは迷わずbuyだと私は考えています。(株式市場全体の空気も考慮して)

来年の頭には、黒猫のウィズを作った社内チームの手がけた新作がリリースされるということでとても期待できます。

Cygamesとかその他多くの会社がやってる”ヒットしたアプリをパクっちゃえ”戦略ではなく、今まで世になかったモノを作る、良い意味での"冒険"にいつもチャレンジしているのがこの会社の特徴です。

2489 - アドウェイズ

ここは去年の12月に急いで購入した銘柄です。元々は広告事業を展開する会社でしたが、スマホアプリ黎明期に「カイブツクロニクル」というゲームが大ヒット、一時はゲーム屋になるのかとも思っていたのですがその後はヒット作に恵まれず仕舞い。パズドラの台頭後、ゲーム事業はおそらく息をしていませんでした。 しかし、そんな中でのコパン買収。

アドウェイズ、『古の女神と宝石の射手』で知られるコパンをわずか45万円で買収 | gamebiz

コパンは10月に「古の女神と宝石の射手」というゲームを配信したばかりの謎の会社。私はこのゲームの配信開始日からプレイし既に何万円も課金していたので、このニュースは衝撃でした。そして、次の日の株式市場でアドウェイズを購入したのですが、その日朝の株価はまさかの前日比-3%、市場はこのニュースを材料として捉えなかったようでした。

宝石の射手は細部までよく作られた(よくお金を使わせるように作られた)かなりハイクオリティなゲームです。このレベルの作品を手がける会社が二束三文で子会社になる、アドウェイズは迷わずbuyでした。

3656 - KLab

MSワラント、大幅下方修正、ラブライブ、単月黒字、AOE、増資に次ぐ増資と、燃料の提供が途絶えることのなかった、みんな大好きKLab。(以下、蟹)

全力2階建てというサイトでも度々ネタとして話題に上がりました。

失速した成長企業がクソ株として広く認知される瞬間、ソーシャルゲームのKLabが決算で真っ赤に茹であがる : 市況かぶ全力2階建

ラブライブ信者からのお布施期待で昏睡状態にあったKLabの意識が戻る : 市況かぶ全力2階建

ラブライブでKLabの暴落が無かったことになる。その裏でMSワラントのメリルリンチ日本証券が蠢く。 : 市況かぶ全力2階建

ラブライブに助けられたKLabが大手広告代理店博報堂とクソ株専門投資会社OaKキャピタルに助けを求めて前人未到の領域に突入 : 市況かぶ全力2階建

KLab筆頭株主の真田社長5万株ほど株を売る : 市況かぶ全力2階建

IT界トップを目指すKLabが黒字の“蟹の足”部門を訳あり特別価格でアクロディアにご奉仕 : 市況かぶ全力2階建

蟹って脱皮に失敗して死ぬことが結構な割合であるらしい。KLabの場合は結構な割合で投資家が死ぬ。 : 市況かぶ全力2階建

しかし、蟹の作るゲームはラブライブを始め実に良く出来ていて、それだけになぜ赤字なのか全く理解できません。年間の売上高で見るとコロプラと同じくらいだったりします。

短期借入金を返済するために増資をして首の皮をつなげているような状態なので、蟹が何を作っているのか知らない投資家には全く魅力のない銘柄だからこその今の株価だと思われます。。

来年リリースされるであろうAOEまでキャッシュがもてさえすれば、スマホアプリ界3強の会社に入れる可能性は十分にあるのではないかと。

2014ブラジルW杯に向けての投資戦略についてスマホアプリ市場から考える

2014年のテーマの1つはサッカーワールドカップ

2014年から始まるNISA(少額投資非課税制度)のためにどの銘柄を購入しようかと迷ってる方も多いと思うので、2014年に向けた投資戦略についてW杯をテーマに考えてみようと思います。

W杯関連銘柄と言っても色んなセクターがありますが、ここでは私の得意とするスマートフォンアプリ界からの視点で考えます。

AppStoreではワールドカップに向けて既に多くのサッカーアプリがリリースされており、大会が開催される夏に向けてこの数は増していくと思われます。まだ半年以上時間があるのでサッカーを材料にしたであろう目立った売買の盛り上がりは市場で見られません。今のうちに有望な銘柄の目星をつけておくのが得策です。

月商10億規模のサッカーアプリが登場する(はず)

AppStore,GooglePlayの売り上げランキングで常に1位、ガンホーオンラインエンターテイメント[3765]の"パズドラ"は月商100億円以上。2位を競うLINEの"ポコパン"とコロプラ[3668]の"魔法使いと黒猫のウィズ"の月商が5億〜10億(もしくはそれ以上)と言われています。その中での月商10億なのでランキングに入るとすれば2,3位、もし実現すれば相当なインパクトですが十分に可能性はあると考えます。

アプリが大流行する条件として「みんなやってる」というものがあります。身近な人の評判はどんな広告よりも影響力を持ちます。何もないゼロのところからこの「みんなやってる」状態を作り出すためには、パズドラのような斬新なアイデアと運が不可欠です。で、今回のワールドカップ。これは「みんなしってる」ものです。「みんなしってる→みんなやってる」状態に持っていくのは「ゼロ→みんなやってる」状態に持っていくほど難しくはないです。(それでも非常に難しいですが)

スマホアプリ市場がここまで大きくなってから初めて開催されるワールドカップ、ただでさえ盛り上がるイベントなのですからスマホアプリ市場が盛り上がるのも必至なわけです。

株式市場が反応する前に、流行るサッカーアプリを見極めて有望な銘柄に投資しましょう。

既にリリースされているサッカーアプリ

では、AppStoreで既にリリースされているサッカーアプリを売り上げランキング上位から見ていきます。(順位は売上げランキング2013年12月30日時点のものです)

34位 コナミ[9766]

https://itunes.apple.com/jp/app/warudosakkakorekushons/id637997942?mt=8&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog

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試合場面ではそれぞれ選手が勝手に動いて勝手に試合をしてくれます。まるでスポーツニュースのハイライトを見ているかのよう。あまりプレイしてないのでもしかすると動きがワンパターンになるのかもしれませんが、しかしこれは面白いサッカーゲームだと思います。 開発がコナミとコンシューマー系が作っているだけあって、クオリティもかなり高。これは大本命だと思われます。

40位 gloops(ネクソン[3659])

https://itunes.apple.com/jp/app/ou-zhoukurabuchimusakka-best*eleven+/id637503663?mt=8&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog

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一言で言うと"よくできたポチポチゲー"。スクショを見てもわかると思うのですが、基本的に下のボタンを押してクエスト進行、カードを集めてデッキを構成、対人バトル、ガチャというガラケー時代から存在するロジックそのままにビジュアルだけが進化したよくあるゲームです。サッカーというだけでこの順位にいるとしか考えられません。このゲームがgloopsの業績に莫大な影響を与えるとは思えませんでした。

44位 CYBIRD[未上場]

https://itunes.apple.com/jp/app/sakka-barcode-footballer-wu/id524354507?mt=8&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog サービス開始から1年以上経過しているゲームだけあってクオリティはとても高いです。先日、売り上げランキング7位にまで上昇した経緯もあります。

【App Store売上ランキング(12/26)】サイバードの『バーコードフットボーラー』が大躍進の7位!『にゃんこ大戦争』は20位…美少女ユニット寄与か!? | gamebiz

このゲームも選手が勝手に動いてプレーしてくれるタイプ。

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1つ、他のタイトルと一線を画しているのは、アプリ内で起動されるカメラにバーコードをかざすと独自の選手が生成される点です。しかし生成される選手がキモいおじさんなので、個人的には好きなゲームとして遊べそうにないです。。。

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またCYBIRDが未上場なため、今回のテーマとは関係ないかもしれません。

3 75位 NEWSTECH[未上場]

https://itunes.apple.com/jp/app/yu-chengsakkagemu-pokettosakkakurabu/id572515596?mt=8&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog

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ここも未上場企業なので軽く流します。 正直おもしろくないです。スクショを見て、よくあるカードゲームの演出を思い出す方も多いかと。

84位 セガ[6460]

https://itunes.apple.com/jp/app/sakatsukushuto/id695408388?mt=8&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog

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これまで挙げてきたものの中では一番ゲームっぽさがあります。試合が勝手に進行するのではなく、自分で操作して実力で勝ったと思える内容になっているので、流行るポテンシャルは十分にあると思われます。 しかし、上場しているセガサミーホールディングス[6460]にはゲームだけでなくパチスロ事業なども含まれているので、投資する際には総合的な判断を下す必要があります。

96位 セガ[6460]

https://itunes.apple.com/jp/app/champion-football-ou-zhousakka/id569393167?mt=8&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog

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いわゆる"側だけネイティブ"アプリなので論外。

152位 GMO[9449]

https://itunes.apple.com/jp/app/sakka-ri-ben-dai-biao2014hirozu/id606769508?mt=8&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog

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"側だけネイティブ"論外

162位 GMO[9449]

https://itunes.apple.com/jp/app/sumasakabygmo-sakka-ri-ben/id645884605?mt=8&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog

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側ネ論

その他の注目企業

KLab[3656]

404

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個人的に大本命の蟹の新作。リリースは2014年上旬となっているようです。 作るアプリはどれも出来がよく、売上げもかなりあるのに何故か赤字なKLab。来年は飛躍の年になることを期待しています。

(◔⊖◔).oO(これが言いたかっただけか・・・)

約1ヶ月で+80%の利益を上げたFXの取引手法について

@tanaproです。 怪しい商材みたいなタイトルにしたのはわざとです。

さて、1ヶ月ほど前にこんなサイトを立ち上げました。

http://socialfx.jp.net/

簡単に説明すると、私のFX口座とお金を使ってみんなでFX取引をしていくサイトです。何が何だか分からない人もいると思うのですが、要するにサイト訪問者の気分次第で私のお金が減ったり増えたりするエンターテイメントなWebサービスです。

1ヶ月で+80%のパフォーマンス

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1ヶ月経過した時点で、16万円が30万円近くにまで増えました。

おそらくSocialFX自体が他では見られないような新しいタイプの試みなので、サービス開始時点では資産推移がどうなるか私自身全く予想できませんでした。最悪減り続けたとしても1ヶ月遊べればいいかなくらいの気持ちだったことを覚えています。

なので、この結果は正直驚愕です。異常だと思います。コインを10回投げて10回とも表が出た気分です。

たまたまこの1ヶ月間が収益の出やすい相場だったのか、それともSocialFXの実力(笑)なのか、今後の展開がとても楽しみで仕方ありません。

今後の予定

まずは冬休みの空いた時間を利用して、iPhoneクライアントアプリを作ります。現在のWeb版では取引の終了・開始時の通知はTwitter上でのつぶやきでしか提供出来ていませんが、アプリだとプッシュ通知機能が使えるのでさらに快適なSocialFXライフが送れるようになるはず。

個人的にもいちいちブラウザを開いてまで投票しようとは思わないので、はやくネイティブアプリ化してユーザー層を広めたいところです。

0円か1億円になるまで続ける

中途半端に増えたところで口座からお金を引き出したりするようなみっともないマネはしたくないので、0円か1億円になるまで続けるという目標でこれからやっていきたいと思います。(税金は勘弁して下さい、出金しないとつらいです)

SocialFXを公開してから1週間経って感じたこと

一週間、こんなサイトを公開しました。

(土日は取引できません)

このサイトの概要を簡単に説明すると、私のFX口座とお金を使ってみんなにFX取引をしてもらうというものです。

取引までの流れとして、まずユーザーに以下の内容を入力し投票してもらいます。

  • 名前
  • 買い or 売りポジションの選択
  • 指値
  • 指値
通貨はユーロ円、売買単位は1ロット(10000通貨)固定としました。

投票が10件溜まった時点で、その中からランダムで1件選択し、MetaTrader4(自動売買ソフト)へ注文情報を送ります。

新規注文が約定してから決済注文が約定するまでの間は、じっと評価損益を眺めるだけです。

ユーザーに入力してもらった決済注文幅まで相場が動きポジションが決済された時点で一連の流れは終了。再び投票が開始されます。

結果

この1週間で行われた取引は全部で10。勝ち3、負け7。損失9400円でした。

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考察

まだ実験段階なのですが、色々なことが分かりました。
  1. 他人のお金が減ることは最高のエンターテイメント
  2. 他人のお金でFXをすることに戸惑う人も多い
  3. 作ったやつはマジキチ(と言われた)

以上です。来週もよろしくお願いします。

AppStoreのランキングは"広告費を使ったランキング"だからもう見るのはやめよう

AppStoreのランキングを見ているiPhoneユーザーは多いと思います。人気になっているアプリをチェックする方法としてはランキングを見るのが一番手っ取り早いですし。でも、

そのランキング、本当に参考になりますか?

  • ①「昔ダウンロードしたけど面白くないから消したやつがまた表示されている」
  • ②「同じアプリがいつも上位にいる」

このように感じたことがある人は多いんじゃないでしょうか?少なくとも私は何度も実感します。 では、なぜ①、②のようなことが起こるのかを説明したいと思います。

始めに大前提として、これだけは知っておいてください。

"ランキングは金で買える"

①の「昔ダウンロードしたけど面白くないから消したやつがまたランクインしている」の主な原因はいわゆる「ブースト」を頻繁に繰り返しているアプリディベロッパーがいるからです。

ブースト広告を簡単に説明すると、多額のお金を払って短期間に大量のユーザーにアプリをインストールさせランキング上位に食い込ませる手法のことを言います。

「お小遣いゲット」とか「ポイントが貯まる」と謳ったアプリを見たことはありませんか?アプリ内で指定されたゲームをインストールするとポイントが貰えて、ある程度溜まるとiTunesカードと交換できるといったものです。

この「お小遣いゲット」系アプリ運営会社は、自社アプリ(主にゲーム)のランキングを上げたい企業から広告費を貰って、「お小遣いゲット」アプリを通してユーザーにゲームをインストールさせているわけです。ユーザーはポイントが貰えるので必死にインストールします。その結果、短期間に多くのダウンロードがなされるためランキングは急上昇。ランキング上位になると、AppStoreを見ているユーザーがダウンロードするのでさらにダウンロード数は伸びます。これがブーストといわれる所以です。 「お小遣いゲット」系の運営会社、広告出稿企業、ユーザー、3者みんなが嬉しい訳です。

嬉しくないのは普段からAppStoreのランキングしか見ない人です。

ある企業が定期的にブーストを行うと、その企業のアプリは定期的にランキング上位にきます。AppStoreしか見ない人にとっては邪魔でしかないですね。

②の「同じアプリがいつも上位にいる」に関して挙げられるものとしてはTwitter,LINEといった殆どのユーザーが使うコミュニケーションツール、パズドラや黒猫のウィズといった超人気ゲームなどが挙げられます。

コミュニケーションツールは普段からダウンロード数が多いのは当然なのでランキング上位にいても自然なのですが、いつも表示されるのは邪魔に感じます。

大人気ゲームはテレビCMといった別の媒体で長い間広告を打ったりしてるので、これもランキング上位の常連です。はい、邪魔ですね。

じゃあ何を見ればいいの?

ブーストやその他広告などのプロモーションによってランキングに登場するのは問題ありません。しかし、期間をおいて何回も表示されるのはあまりいい気がしません。

これを解決するためには、初めてランキングに入ったアプリだけ閲覧できるサービスがあれば嬉しいわけです。

-------ここから宣伝-------

というとこで、私が作ったWebサービスがこれです。

TopAppWatcher http://appwatcher.pocketengineer.net/

AppStoreのランキングTop100に初めてランクインしたものだけを1日1回メールで通知してくれるwebサービスです。

初めて登場したものだけをお知らせしてくれるので、2回目以降のブーストで上位に入ったアプリは見なくて済みます。

一度専用の閲覧アプリを作ってAppleに提出したのですが審査で弾かれました。"アプリの紹介を行うアプリはリジェクト"されるみたいです。ということで、閲覧方法としては今のところメール、web、Twitterのみです。

TopAppWatcherが流行ることの効果

ブースト広告がなぜ有効なのかというと、AppStoreのランキングを見る人がたくさんいるからです。

ランキングをあげるとこで、ランキングを見る人にダウンロードさせる(自然流入)とこができるから、広告費をかける意味があるのです。

つまり、この自然流入がなくなればブースト広告の価値はなくなります。

ブースト広告がなくなれば、「広告費を使ったランキング」となってしまっている現状のAppStoreのランキングが正常なものへと戻ると私は信じています。

最後に

それでもあなたはランキングを見続けますか?

TopAppWatcher http://appwatcher.pocketengineer.net/

@author: @tanapro

Cookpad開発コンテスト24で特別賞をいただきました

第4回「開発コンテスト24」受賞作品発表

http://info.cookpad.com/24contest4_award

 

6/15にCookpadの開発コンテストがありました。

朝9時にテーマが発表され、そのテーマに沿ったプロダクトを24時間以内に開発し提出するという結構過酷なコンテストです。今年のテーマは「年をとった自分が使うサービス」ということで、かなり漠然としていてやりやすいテーマだと感じました。

 

イデア出しには自信があったものの、老後の自分がまるで想像できずスタートから2時間くらいずっと悩んでいました。最初に思いついた「若いもんには負けんぞい」というゴミのようなアイデアを仕方なく実装に移そうかと思っていたところ、Twitterで「おくすりを飲んだ数全国ランキング」という@_yonex氏のネタツイートに大爆笑し、飲んだ薬の数を管理するアプリを作ることにしました。

 

で、結局こんな感じのクソアプリが出来上がりました。↓

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飲んだお薬の数だけ画面上の薬アイコンをタップすることで、今日どれだけ飲んだのかひと目で分かるというアプリです。面白みも何もないです。審査員受けしそうなものを真面目に作ってたらこんなのになってしまいました。

 

>「薬を飲む」という行為に対し、ゲーミフィケーションをプラスするという斬新な発想がとても良かったです。

>今後はプッシュ通知などの機能追加や、薬の設定方法の改善に期待したいです。

 

審査員のコメントに”ゲーミフィケーション”なんて言葉が登場して驚きました。そんなことまで考えて作ってないです。申し訳ないです。

 

今回のコンテストで学んだことは、「自分が面白いと思わないアプリを作ることは苦痛」ということでした。10時間くらい作業していたのですが、後半正直つらかったです。モチベーションというものは大事ですね。

 

やはりこれからも「自分が最高に面白いと思うクソアプリ」を積極的に作っていくスタイルを崩さずに頑張って行きたいです。

@tanapro