約1ヶ月で+80%の利益を上げたFXの取引手法について
@tanaproです。 怪しい商材みたいなタイトルにしたのはわざとです。
さて、1ヶ月ほど前にこんなサイトを立ち上げました。
簡単に説明すると、私のFX口座とお金を使ってみんなでFX取引をしていくサイトです。何が何だか分からない人もいると思うのですが、要するにサイト訪問者の気分次第で私のお金が減ったり増えたりするエンターテイメントなWebサービスです。
1ヶ月で+80%のパフォーマンス
1ヶ月経過した時点で、16万円が30万円近くにまで増えました。
おそらくSocialFX自体が他では見られないような新しいタイプの試みなので、サービス開始時点では資産推移がどうなるか私自身全く予想できませんでした。最悪減り続けたとしても1ヶ月遊べればいいかなくらいの気持ちだったことを覚えています。
なので、この結果は正直驚愕です。異常だと思います。コインを10回投げて10回とも表が出た気分です。
たまたまこの1ヶ月間が収益の出やすい相場だったのか、それともSocialFXの実力(笑)なのか、今後の展開がとても楽しみで仕方ありません。
今後の予定
まずは冬休みの空いた時間を利用して、iPhoneクライアントアプリを作ります。現在のWeb版では取引の終了・開始時の通知はTwitter上でのつぶやきでしか提供出来ていませんが、アプリだとプッシュ通知機能が使えるのでさらに快適なSocialFXライフが送れるようになるはず。
個人的にもいちいちブラウザを開いてまで投票しようとは思わないので、はやくネイティブアプリ化してユーザー層を広めたいところです。
0円か1億円になるまで続ける
中途半端に増えたところで口座からお金を引き出したりするようなみっともないマネはしたくないので、0円か1億円になるまで続けるという目標でこれからやっていきたいと思います。(税金は勘弁して下さい、出金しないとつらいです)
SocialFXを公開してから1週間経って感じたこと
このサイトの概要を簡単に説明すると、私のFX口座とお金を使ってみんなにFX取引をしてもらうというものです。
取引までの流れとして、まずユーザーに以下の内容を入力し投票してもらいます。
通貨はユーロ円、売買単位は1ロット(10000通貨)固定としました。投票が10件溜まった時点で、その中からランダムで1件選択し、MetaTrader4(自動売買ソフト)へ注文情報を送ります。
新規注文が約定してから決済注文が約定するまでの間は、じっと評価損益を眺めるだけです。
ユーザーに入力してもらった決済注文幅まで相場が動きポジションが決済された時点で一連の流れは終了。再び投票が開始されます。
結果
この1週間で行われた取引は全部で10。勝ち3、負け7。損失9400円でした。
考察
- 他人のお金が減ることは最高のエンターテイメント
- 他人のお金でFXをすることに戸惑う人も多い
- 作ったやつはマジキチ(と言われた)
AppStoreのランキングは"広告費を使ったランキング"だからもう見るのはやめよう
AppStoreのランキングを見ているiPhoneユーザーは多いと思います。人気になっているアプリをチェックする方法としてはランキングを見るのが一番手っ取り早いですし。でも、
そのランキング、本当に参考になりますか?
- ①「昔ダウンロードしたけど面白くないから消したやつがまた表示されている」
- ②「同じアプリがいつも上位にいる」
このように感じたことがある人は多いんじゃないでしょうか?少なくとも私は何度も実感します。 では、なぜ①、②のようなことが起こるのかを説明したいと思います。
始めに大前提として、これだけは知っておいてください。
"ランキングは金で買える"
①の「昔ダウンロードしたけど面白くないから消したやつがまたランクインしている」の主な原因はいわゆる「ブースト」を頻繁に繰り返しているアプリディベロッパーがいるからです。
ブースト広告を簡単に説明すると、多額のお金を払って短期間に大量のユーザーにアプリをインストールさせランキング上位に食い込ませる手法のことを言います。
「お小遣いゲット」とか「ポイントが貯まる」と謳ったアプリを見たことはありませんか?アプリ内で指定されたゲームをインストールするとポイントが貰えて、ある程度溜まるとiTunesカードと交換できるといったものです。
この「お小遣いゲット」系アプリ運営会社は、自社アプリ(主にゲーム)のランキングを上げたい企業から広告費を貰って、「お小遣いゲット」アプリを通してユーザーにゲームをインストールさせているわけです。ユーザーはポイントが貰えるので必死にインストールします。その結果、短期間に多くのダウンロードがなされるためランキングは急上昇。ランキング上位になると、AppStoreを見ているユーザーがダウンロードするのでさらにダウンロード数は伸びます。これがブーストといわれる所以です。 「お小遣いゲット」系の運営会社、広告出稿企業、ユーザー、3者みんなが嬉しい訳です。
嬉しくないのは普段からAppStoreのランキングしか見ない人です。
ある企業が定期的にブーストを行うと、その企業のアプリは定期的にランキング上位にきます。AppStoreしか見ない人にとっては邪魔でしかないですね。
②の「同じアプリがいつも上位にいる」に関して挙げられるものとしてはTwitter,LINEといった殆どのユーザーが使うコミュニケーションツール、パズドラや黒猫のウィズといった超人気ゲームなどが挙げられます。
コミュニケーションツールは普段からダウンロード数が多いのは当然なのでランキング上位にいても自然なのですが、いつも表示されるのは邪魔に感じます。
大人気ゲームはテレビCMといった別の媒体で長い間広告を打ったりしてるので、これもランキング上位の常連です。はい、邪魔ですね。
じゃあ何を見ればいいの?
ブーストやその他広告などのプロモーションによってランキングに登場するのは問題ありません。しかし、期間をおいて何回も表示されるのはあまりいい気がしません。
これを解決するためには、初めてランキングに入ったアプリだけ閲覧できるサービスがあれば嬉しいわけです。
-------ここから宣伝-------
というとこで、私が作ったWebサービスがこれです。
TopAppWatcher http://appwatcher.pocketengineer.net/
AppStoreのランキングTop100に初めてランクインしたものだけを1日1回メールで通知してくれるwebサービスです。
初めて登場したものだけをお知らせしてくれるので、2回目以降のブーストで上位に入ったアプリは見なくて済みます。
一度専用の閲覧アプリを作ってAppleに提出したのですが審査で弾かれました。"アプリの紹介を行うアプリはリジェクト"されるみたいです。ということで、閲覧方法としては今のところメール、web、Twitterのみです。
TopAppWatcherが流行ることの効果
ブースト広告がなぜ有効なのかというと、AppStoreのランキングを見る人がたくさんいるからです。
ランキングをあげるとこで、ランキングを見る人にダウンロードさせる(自然流入)とこができるから、広告費をかける意味があるのです。
つまり、この自然流入がなくなればブースト広告の価値はなくなります。
ブースト広告がなくなれば、「広告費を使ったランキング」となってしまっている現状のAppStoreのランキングが正常なものへと戻ると私は信じています。
最後に
それでもあなたはランキングを見続けますか?
TopAppWatcher http://appwatcher.pocketengineer.net/
@author: @tanapro
Cookpad開発コンテスト24で特別賞をいただきました
第4回「開発コンテスト24」受賞作品発表
http://info.cookpad.com/24contest4_award
6/15にCookpadの開発コンテストがありました。
朝9時にテーマが発表され、そのテーマに沿ったプロダクトを24時間以内に開発し提出するという結構過酷なコンテストです。今年のテーマは「年をとった自分が使うサービス」ということで、かなり漠然としていてやりやすいテーマだと感じました。
アイデア出しには自信があったものの、老後の自分がまるで想像できずスタートから2時間くらいずっと悩んでいました。最初に思いついた「若いもんには負けんぞい」というゴミのようなアイデアを仕方なく実装に移そうかと思っていたところ、Twitterで「おくすりを飲んだ数全国ランキング」という@_yonex氏のネタツイートに大爆笑し、飲んだ薬の数を管理するアプリを作ることにしました。
で、結局こんな感じのクソアプリが出来上がりました。↓
飲んだお薬の数だけ画面上の薬アイコンをタップすることで、今日どれだけ飲んだのかひと目で分かるというアプリです。面白みも何もないです。審査員受けしそうなものを真面目に作ってたらこんなのになってしまいました。
>「薬を飲む」という行為に対し、ゲーミフィケーションをプラスするという斬新な発想がとても良かったです。
>今後はプッシュ通知などの機能追加や、薬の設定方法の改善に期待したいです。
審査員のコメントに”ゲーミフィケーション”なんて言葉が登場して驚きました。そんなことまで考えて作ってないです。申し訳ないです。
今回のコンテストで学んだことは、「自分が面白いと思わないアプリを作ることは苦痛」ということでした。10時間くらい作業していたのですが、後半正直つらかったです。モチベーションというものは大事ですね。
やはりこれからも「自分が最高に面白いと思うクソアプリ」を積極的に作っていくスタイルを崩さずに頑張って行きたいです。
中古電子書籍について予想してみた
中古電子書籍って何だよ?
電子データの中古をどう作るのか?
わざわざ汚す必要あるの?
価格について
なお、データは無限に売り買いできるわけではなく、「この映画を中古に出せるのは3回まで」というように売買の回数に制限があるもよう。
まとめ
数分で閲覧できなくなるメッセージサービス、1minutweetをリリースしました
1分経つと閲覧できなくなる
使用用途は?
SmartNewsの通信パケットを解析してみた
iPhoneアプリ「SmartNews」が話題になっています。
http://d.hatena.ne.jp/lastline/20121225/1356420832
http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/19134
私は法律の専門家でも何でもないので違法かどうかの判断はできませんが、このアプリの中でどのような処理(通信)が行われているのかを技術者の視点から事実だけを記述しておこうと思います。
- アプリ内でテキスト全文が専用サーバからダウンロードされている
パケットキャプチャソフトで通信の詳細を見ると、実に1.6MB(圧縮前)のデータをダウンロードしてきていることが分かります。すべてテキストデータです。
- 元サイト内の画像が専用サーバに保存されている
例えばこの記事、
http://gigazine.net/news/20121230-tullys-azuki/
この記事内で使われている画像はSmartNews運営側が保有しているであろうAmazonS3に保存されています。
このSmartNewsのサービス自体がどうなっているか簡単に説明すると、
・サーバーが各Webサイトを定期的に巡回
・画像とテキストを専用のサーバに保存
・SmartNewsアプリでそれらをダウンロード
ということになります。