クレジットカードとビットコインを使った、元手ゼロの信用全力三階建てギャンブルの手法について
投機家 Advent Calendar 2015の一日目です。頑張ります。
株の世界では、自分の保有する現物株を担保に信用取引で同じ銘柄を購入する行為を「二階建て」と呼んだりします。リスクがその銘柄に一点集中してしまうのでとてもハイリスクな取引です。さらに現物株を買うお金を借金で工面して行なう二階建てのことを「三階建て」と呼んだりもします。これはもう投機ですね。
投機といえばハイレバレッジのFXやCFD、先物取引などを思い浮かべるかと思いますが、今回は比較的新しい技術であるビットコインを使ってハイリスクな取引を実現する方法を紹介したいと思います。(この記事は紹介だけで、実践編*1は次回の記事に書きます)
登場人物
- クレジットカード:支払いを一ヶ月先延ばしにしてくれる魔法のカード。便利。
- ビットコイン:暗号通貨。ボーダレスで個人間の送金ができるので便利。
- ビットコイン取引所:ビットコインと日本円を交換するための場所。便利。
三階建て概要
まずは結論から。
1. クレジットカードでキャッシングする
これは簡単ですね。カードにはキャッシングというすごい機能があるのでカジュアルにお金を借りすことができます*2!怖いですね。自分の銀行口座に振り込んでもらい、それを取引所の指定口座に振り込めば第一段階は完了です。平日の9時〜15時の間ではこの一連の作業に要する時間は5〜10分程度です。
2. ビットコインを買う
ビットコインの取引所は私の好きなcoincheckを利用します。2015/12/01時点で1BTC=約44,500円ほどなので、4万5000円ほど入金すれば1.0BTC以上買えることになります。
coincheckのクレジットカードで買う機能を使えば、1,2の手順をひとつにまとめることができます。これは提示されたレートでビットコインをカード決済で購入するというものです。これなら銀行振込ができない時間帯でも即購入することができます。一ヶ月後に利益が出てる自信があるのなら、カード枠をフルに活かすこともできます。しかし、提示されるレートは取引所の直近約定価格から8〜10%程の手数料が引かれたレートになっているので、
やばい、今すぐにビットコイン買わなアカン!これは10%以上の暴騰くるで。明日の朝9時とか待ってられへんわ。
みたいな状況の人以外はおすすめしません。
3. 買ったビットコインを担保に日本円を借入し、ビットコインを買う
coincheckで最近追加された機能として、日本円またはビットコインを証拠金にして日本円またはビットコインを借りることのできる信用取引があります。BTC/JPYの価格が上がると考えているならば日本円を借入してビットコインを購入、価格が下がると思うならばビットコインを借りて売ればいいわけです。レバレッジは最大5倍まで可能なので、10万円入金すれば50万円分購入できます。
シミュレーション
10万円キャッシング、レバレッジ5倍フルと仮定。 1BTC=50,000円で50万円分購入。10BTC。
〜〜〜 1ヶ月後 〜〜〜
1BTC=45,000円に下落。10BTC分すべて損切り。損失50,000円。
- カード会社へ返済 10万円
- カード会社への利息 2,800円(エポスカードのシミュレーションで計算)
- coincheckへ返済 40万円
- coincheckへの利息 1200円(日率0.04%)
計:54,000円の損失
(返せるかな・・・。。てかカード会社暴利すぎワロタw)
次回予告
次回は世界にあるいろいろな取引所でビットコインを使ったハイレバレッジな取引を実践した結果を報告したいと思います。